記事一覧

発達障害とは

2010.06.24

発達障害とは、成長とともに発達していくはずの知能や精神活動、運動機能などが、生まれつきの理由によって遅れたり妨げられたりするもので、アスペルガー症候群や自閉症が含まれる「広汎性発達障害」、「学習障害(LD)」、「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」、認知や言動など精神機能に全般的な遅れが生じる「精神発達遅滞」、運動機能の発達が遅れる「運動発達遅滞」の5つが代表的なものです。


発達障害は「脳の機能障害」であり、先天性の障害。
しつけのせいではなく、我がままな訳でもなく、原因もまだ解明されていません。


でも、先天性の障害(発達障害)があっても人は(脳は)成長するのです。
後述のカテゴリーの中の、発達障害Own Wayでは、二人の小学生がそれぞれ違う種類の障害を持ちながらも、それぞれの道を歩みながら成長していく姿が書いてあります。


発達障害に含まれますそれぞれの診断名につきましては、また後述のカテゴリーにて詳しく説明をしております。


発達障害を持つ子供達は、それぞれにいくつもの困り感を持って生活しております。

専門医のお話によると、発達障害の子が持つ一番の困り感は、
だそうです。

もちろん、その困り感とは障害の特性によっても、個々の子どもたちによっても大きく違いますし、普通の子どもたちと発達障害をもつ子どもとの間では、質的にも程度の面でも違ったものがあります。

発達障害児は通常「ちょっと気になる子」と言われていますが、現在行われている乳幼児健診(乳児、1歳6ヶ月、3歳児)では発見されにくく、診断も年齢により流動的で、何の対応もなされないまま就学することが多くなっております。


5歳という年齢は言葉や運動の発達に加え対人関係や、一緒に行動する社会性や協調性の発達が著しい時期ですが、3歳児検診では気が付きにくく、見過ごされがちな発達の遅れや、発達の偏りが発見されやすいといわれています。


ある県で行われた5歳児検診の結果、5歳児検診で発達障害の特徴が見られた子供の中で、3歳児検診では何の指摘も受けず、見過ごされていたケースが67%にも上るそうです。


厚生労働省が2008年に実施した調査によると、発達障害のほとんどが5歳の段階で発見できる可能性が言われており、5歳児検診は有効であると報告されています。


ただ、現在ではまだ国内で5歳児検診が行われているのは、数えるほどで、地方自治体により力を入れている所、様子見の所とまだとても地域差があります。


しかし、仮に各地方自治体で5歳児検診が行われ、早期発見が行われたとしても、発見された後がまた問題としてあります。
充実されない療育施設、就学後の適切な支援、小学校卒業後の進路、しいては就業等も含め、まだまだ残されている課題はたくさんあります。


発達障害を持つ子供達に、成長はあっても、抱えている困り感には終わりはないのです。


早期発見をするならば、中長期的な目で子供を追いかけて支援が出来る制度、法律だけではなく、実際に機能するもの(特別支援教育制度と言うものはありますが、実際にはまだ機能しきっていない)自体も、しっかりとしたものが欲しいと思う、今日この頃です。

ページ移動

  • << PREV
  •   NEXT >>